先日「Field to Summit FLAME STOVE」(以下フレイムストーブ)をホームセンターのナンバ購入しました。価格が1980円(税込)と激安でした。ナンバ恐るべし。(2022年1月現在のAmazon価格は2310円)
これを買った目的は「木質ペレット」を燃やしたいからです。
我が家には猫がおり、木質ペレットが猫のトイレ砂に使えてしかも経済的ということで33リットル(米袋に満タン)を購入しました。が、うちの猫は木の匂いが嫌いらしくおしっこをしなくなり、そしてすべてのペレットが余ってしまいました。。。
ペレットをウッドストーブで使おうと王道の「Solo Stove」を見ると一番小さいものでも7000円超えで即却下。安くて使えるものを探しているときに出会ったのがこのフレイムストーブでした。
結果的にはペレットを燃やせましたが、ひと手間が必要でした。どのようにしてペレットを燃やしたかは後述します。
それらを踏まえ、開封レビューと実際にペレットを燃やした際の燃焼時間等を紹介していきたいと思います。
- 開封レビュー
- ペレットを燃やすための工夫
- ペレット燃焼実験
開封レビュー
説明書はありませんでした。組み立て方は箱に記載されていました。
この状態で入っていました。
収納袋に白い汚れがついていました。
原因は箱の中にチョークで何か書いてありました。洗えばいいので気にしません。
それよりも袋から黒いチリチリしたカスが出てきてこれのほうが嫌です。
気を取り直して開封していきます。この状態で入っています。説明書には収納方法は書いてありませんでしたので、最初の状態をよく観察しておかないと収納に少し手間取ります。
4つのパーツで構成されています。
箱の組み立て方を見なくても何となく組み立てができます。
組み立てた状態です。ゴトク部分は可動式でざっくりですが15cmほどに広がるのでフライパンなどを置いても安定しそうです。
ステンレス製でペコペコしたりはせず、全体的にしっかりしています。
ただ、ゴトクの可動部分が貧弱そうで横からの力に弱そうなので開閉時に気を使います。
ここでペレットを入れてみました。ロストルの穴が少し大きめなのですこし揺らしただけで下に落ちてしまいます。ロストルの上に穴の小さい第2のロストルを置かなければいけません。内寸は10.3cmでした。
ペレットを燃やすための工夫
ロストル作成の為にダイソー巡回に行きました。直経が10cmの鉄製の板がなかなかなく直径13cmの灰皿を加工してロストルを作りたいと思います。
ブリキでペラペラなのでハサミで切れました。この時点で不格好です。
まあハマりました。
ドリルでひたすら穴を開けていきます。穴の系は2.5mmにしました。少し小さいかと思いましたがペレットが燃えて小さくなっても落ちないようにしました。また本体のロストルとの間に空気が通る隙間があったほうがいい気がしたので4箇所に切込みを入れてすこし浮かせました。
うん、ブサイクです。試作品だからと自分に言い聞かせます。集合体恐怖症の方に申し訳ない画像になってしまいました。これで実際にペレットを燃やしてみます。それと、後から気づいたのですが。。。
売っとるんかい!!すぐポチりました。
ペレット燃焼実験
気を取り直してペレット燃やしてみます。100gのペレットを使用して燃焼時間も測りました。
結果は以下の通り
時間 | 状態 |
0分〜 | 着火 |
3分〜 | 二次燃焼開始 |
7分〜 | 最高火力 |
10分〜15分 | 熾火 |
20分 | 風前の灯火 |
100g入れるとロストルの3分の1ほどの高さになりました。
環境は、無風状態で気温は10℃ぐらいだったと思います。
ダイソーの着火剤を1片(全部で24片)ペレットに突っ込んで着火
ペレットは火がつきにくいと聞いていましたがダイソー着火剤1片だけで火が付きました。
3分後、上部の穴から二次燃焼の炎が現れ、火力が安定してきました。
7分後、かなり炎が高くなってきたので、ゴトクを乗せます。ゴトクがいい仕事をして二次燃焼の炎を安定させて綺麗に魅せてくれます。この時点で炎が一番高くなりました。
めちゃくちゃ綺麗な炎があがります。二次燃焼も完璧です。ペレットは形が均一のためムラ無く炎が上がり薪とは違った美しさがあります。
10分〜15分後、調理ができそうな熾火の状態になりました。
20分後、もうほとんどペレットも残っておらず風前の灯火状態に。すべてのペレットが赤くなっており、最後まで綺麗に燃えてくれそうです。ちなみにここまで一度も火吹き棒は使用していません。空気の流れもいいようです。
灯火状態にペレットを一握り入れてみました。
さすがに火吹き棒を使いましたが着火成功。
燃焼が終わった後のウッドストーブの下の状態です。やはり少しペレット自体も下に落ちますが、大量に落ちることは有りませんでした。このあと勝手に燃え尽きてました。火がついたペレットは下に落ちても燃え尽きるのでロストルの穴をもう少し広げてもいいと思います。灰受け付属していないので別途必要です。(ダイソーのトレーで十分でした。)
燃焼実験をしていて思いましたが、フライパンなどを上に載せた際に、ゴトクとフライパンの隙間が2cm程度しかなので、ペレットを追加投入するにはフライパンを上げるか、薄いミニスコップでちょっとずつ投入しないといけません。ここが少し面倒に感じました。
さらに量を増やせばどれぐらい時間が伸びるのかも今後試してみたいと思います。
まとめ
Field to Summit「FLAME STOVE」はコスパに優れたとてもいいウッドストーブでした。ペレットを燃料にした二次燃焼は本当に綺麗でとても癒やされました。早くキャンプで長時間燃やしてみたいです。
私のように猫砂用のペレットの処分にお困りの方はFLAME STOVEで美しい炎を眺めてみてはいかがでしょうか。
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