私はこの「Eufy RoboVac 11S」(以下11S)購入し、1年以上が経過しました。
息子が「しろうくん」(本体が白いから)と命名し、1年間ガッツリと使い倒しました。
とてもコスパに優れ良い商品でした
が、訳あって現在はベッド下の掃除にしか使わなくなりました(^_^;)
使用頻度が下がってきた理由とどんな人におすすめできるのかを良いところ、イマイチなところを交えてお伝えしたいと思います。
スペック
商品名 | Eufy RoboVac 11S |
サイズ | 約325×325×72mm |
消費電力 | 25W |
掃除時間 | 最大100分(標準吸引力モード使用時) |
充電時間 | 約300〜360分 |
同梱物 | 専用リモコン 充電ステーション ACアダプター 清掃ツール 交換用高性能フィルター サイドブラシ×4 取扱説明書 |
よかったところ
安い!!
Ankerのロボット掃除機は色々な種類があり
水拭きができたり
アプリで掃除エリアを指定できたり
吸引力がものすごかったり
といった機能がついていたりします。
その中で私が買ったロボット掃除機は
それらの機能が何もついていない
エントリーモデルの
「RoboVac 11S」(以下 11S)です。
令和3年12月現在の価格は
18800円です。
楽天でもかなり売れている商品でレビューが約630件あり評価が約4.6(5が最高)と、かなり高い評価を受けています。私も実際に使用してこの評価に納得です。
ベッド下の狭い隙間も清掃してくれる
高さが約7cmで狭いベッドの下の奥まで清掃してくれます。
今までは数ヶ月に1度ベッドを動かして
掃除機をあてていたのが週1でかけるようになり
ベッド下の清掃がとても楽になりました。
メンテナンスがラク
11Sは簡単に分解して清掃ができます。
清掃箇所は
① ダストボックス
② 回転ブラシ
の2箇所です。
① ダストボックスの清掃
ダストボックスは本体の後ろ側から引き抜きます。
フタを開けてゴミを捨てます。
写真上部のフィルターが3つに分かれるので、分解して清掃しますが
ズボラな私はこれも面倒なので、内側から別の掃除機でフィルターを吸います。
これでかなり綺麗になるのでこの方法を見つけてからは水洗いは全くしていません。
フィルター清掃は毎回するわけではなく10回に1回程度です。
ゴミは毎回捨てたほうが良いと思います。ごみ捨てだけなら10秒で終わります。
② 回転ブラシの清掃
青い部分の爪を開いてブラシを外して絡んだ糸や毛を外します。
この清掃も滅多にやりません。床の片付けが甘く床に落ちている紐などを絡めてしまうことがちょこちょこあります。その時についでに取る程度です。
あとはたまに外観をウエットティッシュなどで拭いてやればいいです。
11Sのメンテナンスは本当に楽です。
意外と綺麗になる
当然ですが、キャニスター式に比べると圧倒的に吸引力は劣ります。スティックタイプよりも弱いと思います。
ブラシの回転によりゴミを掻きこんでいるようなイメージです。
しかし、駆動時間が長くコツコツ掃除し続けて綺麗にしてくれますので吸引力の低さは作業時間でカバーしています。
床に落ちていた、埃や塵などが全部とはいきませんがある程度吸われており、綺麗になったと実感できます。
1年間バッテリーのヘタリなし!
高性能なモバイルバッテリーや充電器を製造しているメーカーだけあってここは信頼できるポイントです。
駆動時間もスペック通り100分程度は掃除をしてくれます。
1年間使い込んでいますが駆動時間が短くなったということもありません。
更に長い期間使用し、バッテリーが弱くなっても、純正ではないですが互換性バッテリーがAmazonで販売されているのでそれを購入すれば問題ありません。
しかし、純正品も販売してほしいところですね。。。モバイルバッテリー作ってるのに。。。
イマイチなところ
床の片付けが面倒
ロボット掃除機はセンサーによって障害物を回避しながら掃除をするので床にたくさんの物があると掃除できない箇所多くなり本来の機能を発揮できません。
私の家は小学1年生と幼稚園児がおり、毎日めちゃくちゃに散らかします(笑)
他のブログでは「ロボット掃除機買って、みんなが床に物を置かなくなった!!」と書かれている事が多かったのですが、わが家はみんなが床に物を置きまくりです(^_^;)
なので11Sを起動させる前に床の片付けをする必要があります。
これが私には非常に苦痛で、掃除をしたくないからロボット掃除機を買ったのに結局ここで労力とストレスが発生します。
床に物が少ない方には全く問題ありませんが常に物が散らかっている我が家には大きなデメリットでした。これが理由で使用するのが億劫になってしまい、寝室のベッド下の掃除にしか使わなくなってしまいました。
この問題が無ければ間違いなく今も使い続けています。
進入禁止エリアを設定できない
この11Sは非常に機能が制限された機種で
だいたいのロボット掃除機に搭載されている進入禁止(境界線)を設定できません。なので掃除しなくてもいいエリアにもガンガン入っていきます。むしろ狙ってるんじゃないかと思うくらいです。
対策は可能です。
11Sのセンサーは近接センサーとぶつかりセンサー(勝手に命名)の2種類があり大体は近接センサーが障害物にぶつかる前に障害物を感知して方向を変えます。ですので高さが10センチ程度の高さのあるものを置いておけば軽いものでも境界線として使えます。
しかし、オートモードで掃除をしているとたまに部屋の隅を清掃するモードになるのですが、その時はぶつかりセンサーが発動し、壁に軽くぶつかりながら壁ギリギリを清掃するので、軽いものは押されてしまいます。
ぶつかりセンサーが反応する重さの物を置いておくのがいいと思います。我が家ではストレッチポールを横にしてその後ろに何かしらをおもしとして境界線を作っています。
ストレッチポール単体ではぶつかりに耐えれませんが左の踏み台は余裕で耐えれます。そこまで重量がなくてもぶつかりセンサーは反応してくれます。
足の指にのってくる
11Sの駆動音はわりと静かです。裸足で椅子に座ってPC作業などで集中していると、気にならなくなります。
そのまま静かに忍びより足の指に乗ってきます。これが結構痛いです。血が出たりするわけではないですが、前方の回転ブラシがいい仕事をしてなかなかの攻撃力を誇ります。
足の指の高さには感知式センサーも物理式センサーともに反応しません。家族全員この攻撃を受けたため私だけではないと思われます。
ラグへのダメージ大?
わが家の安物のラグだけかもしれませんが、11Sが上を掃除した際、ラグのホコリをめちゃくちゃ吸っており、ダストボックスがほこりでパンパンになります。(パンパンにはなりますが、吸引はしっかりしています。)
回転ブラシによってラグを痛めつけているようで、うちのラグはだいぶハゲ散らかってます。うちは気にせずあてまくってますが、高級なラグを使われている方は注意が必要です。
また、和室の畳にも使用しています。畳が痛んだりはしていませんが、畳への使用は推奨されていません。
下へスクロールするとラグの上を掃除したあとのダストボックスが写りますので食事中の方などはご注意ください。
広い部屋では効果が薄れる
当然ですが、広ければ広いほど清掃効果は下がります。
わが家は1階が和室とLDKに別れており合わせて約20畳です。その程度であれば床に落ちていたゴミなどもなくなって、それなりにきれいになったと感じる事ができます。
それ以上に広くなるならば、場所を限定して使用した方がいいと思います。その際には境界線の設定ができる物のほうがオススメです。
振動が大きめ
前述しましたが、駆動音はわりと静かでテレビを見たり作業をする際にうるさく感じることはありませんでした。
しかし、2階で11Sをかけながら1階で作業をしていると、駆動している振動が下まで少し響いてきます。アパートなどで下に人が住んでいる場合には注意が必要かもしれません。
「Eufy RoboVac 11S」をおすすめできる人は?
- 床に物が少ない人
- 部屋が広くない人
- 完璧を求めず80点でも満足できる人
- ベッド下の掃除を楽にしたい人
以上が当てはまる人にはとても良い製品だと思います。
現在、わが家では床の片付けが面倒で現在寝室のベッド下の掃除でしか使用していません。
しかし、子供が床を散らかさなくなれば間違いなくまた使い始めます。
使い方がハマれば11Sはコスパに優れたとても良い商品だと思います。
初めてのロボット掃除機にはこの「Eufy RoboVac 11S」がおすすめです!!
この記事が少しでもロボット掃除機選びの参考になればと思います。
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