先日、Kaedear ( カエディア ) のスマホホルダーを楽天で購入しました。
今までハンドル周りがごちゃごちゃするのが嫌でこういった物はつけてきませんでしたが、友人からロングツーリングに誘われ購入を決意し、取り付けてみたところ便利さに感動しました。
取付をしてみて感じたメリットやデメリットをお伝えしたいと思います。
- Kaedear スマホホルダーの特徴
- 取付方法
- 楽天での評価
- よいところ、いまいちなところ(購入前の注意点)
- ホールドできる厚みの限界
- その他のカエディアシリーズ
Kaedear ( カエディア ) スマホホルダーの特徴
Kaedear ( カエディア )は神奈川県横浜市発のブランドでたくさんの種類のスマホホルダーを発売しています。
製品のスペック・特徴
楽天の公式サイトより引用です。
【商品仕様】
■ホルダーサイズ
・縦幅132mm~175mm
・横幅68mm~85mm
・厚さ12??〜14mm(角の形状による)
・縦横比1:2(縦長のスマートフォンは幅が余ります。)
■素材
・アルミニウム合金(マウント)
・ステンレス(アーム)
・ポリカーボネート + ABS
■セット内容
本体、バーマウント(32mm)、ミラーマウント(M10/22.0mm)、径変換アタッチメント(12.7/22.0/25.4mm)、2mmラバーテープ、セーフティバンド、取り付け工具(六角レンチ)、日本語説明書
■重量:250g
■メーカー保証期間:1年
【ホールドタイプ】
クイックホールド&リリース機構を採用。スマホを置くだけで瞬時にホールド、両脇のリリースハンドルを握るだけのリリース。片手で最速でスマートフォンの付外しが可能です。四角式固定でサイドボタンのスマホやiFaceの様な側面が湾曲したスマホケースにも対応。四点で包み込むような安心のホールド感を是非お試しください。
【360度回転ボールマウント】
アルミ製ボールマウントと強化樹脂製キャッチ、ナットは極限まで精度を高め、バイクや自転車の振動にもしっかりと姿勢を保つ安定感を実現。いつでも自由自在に縦横、角度の調整が可能。原付の様なハンドルバーが無い車種にも強化樹脂製ミラーマウント付きで取付け可能。
実際の質感
こんな箱に入ってました
内容品です、色々なアタッチメントが入っており、幅広いハンドル経に対応し、ミラーの根本に取り付けできるステーも付属しています。シールも付いてました(貼らんけど)。
ほとんどが樹脂ですが質感は高く安っぽさはありません。硬い樹脂で、ステー、アタッチメント類は特に頑丈そうです。
両サイドのレバーを挟むと四隅の固定金具が開きます。
真ん中にある丸いポッチを押すと四隅の固定金具が戻ってロックされる仕組みになっています。
そのへんにあったスマホ(厚み8.8mm)を取り付けてみました。まだ厚みに余裕があり隙間はありますが、ガタツキも無くしっかりホールドされています。
四隅の固定なので充電コネクタ、音量ボタンも塞ぐことはありません。
色々なアタッチメントにより、
12mm、22mm、25.4mm、32mm
のハンドル経に対応しています。
六角レンチもついているので取付工具の用意は不要です。
ミラーの根本に噛ませて使うミラーマウントもついているので、スクーターなどのハンドルバーがむき出しではないものにも取り付けが可能です。
しかし、ミラーマウントに厚みがあるためミラーのネジが短いものは長いものに交換したりする必要があるかもしれません。私も試しにつけてみましたが、ミラーのネジが届かず取り付けできませんでした。
実際に取り付けてみた
私のバイクのハンドル経は22mmなのでそのサイズのアタッチメントを取り付けます。
その上からバーマウントを取り付けて、六角レンチでボルトを締めます。もしここで緩ければ間に噛ませるゴムも付属しているので、それによってガッチリと取り付けることが出来ます。
ホルダー裏についている角度調節用のリングを外して先に通します。
ホルダーのネジ部を、丸い玉にグッと押し込みます。説明書に硬いと書いてありましたが、私の場合は簡単に押し込めました(逆に不安になる。。。)
先に通したリングをホルダーに取り付けて任意の角度に調整します。
後からバーマウントの向きを修正したのですが、バーマウントは垂直に取り付けると自分側への調整量が少なくなるので、少し自分の方向に傾けて取り付けたほうが角度調節の範囲が広がります。
取付完了
今までは、イヤホンの音声のみでナビ使用していましたが、ナビを見れるのはとても便利そうです。
覚悟していましたが、ハンドル周りが一気にゴチャ付きます。
楽天での評価
楽天市場での2022年9月19日現在の評価は4.66(最高5)と高評価でした。
レビューの件数も約330件あり、それなりに信頼できると思います。
メーカーもレビューを確認しているらしく、製品の不良等で評価の低い場合はショップから本人に連絡が送られていましたので、初期不良にも対処してもらえるようです。
良い評価
- しっかりした製品なのでグラ付きも全くありません。
- 脱着が素早くできて、何度やっても手間になりません。
- 自転車にも対応していて、ガッチリホールドしてくれる。
悪い評価
- 本体の振動音がガラガラビリビリうるさくてとてもじゃないが使ってられない
- iFace対応となってますが、多少カバーとの段差があるため反応しずらかった。
- 満足してましたが、1年もたず破損しました。
よいところ
- 脱着が簡単でしっかりホールド
- 幅広い厚みのスマホに対応(9〜14mm)
- ナビが超便利になる
- 種類が豊富で色々な選択肢がある
脱着が簡単でしっかりホールド
慣れれば、装着脱着ともに片手で1秒で出来ます。
しかし、装着後にスマホを軽く上下左右に揺すってやると更にフィット感が増すのでそこまでやることをオススメします。
私のスマホはシャオミの「Redmi note9s」という重いスマホに、spigenの「タフアーマー」という分厚く重いケースを付けており、防御力は最強ですがかなりデカくて重い(約300g)スマホとなっています。
そんな重いスマホでも、ホルダー裏側の角度調節ネジをしっかりと締めておけば、スマホの重みで画面の角度が下に向くことはありませんでした。
なかなか300gを超えるスマホは無いので、スマホの重さはあまり気にしなくてもいいと思います。
幅広い厚みのスマホに対応
このスマホホルダーの厚み対応範囲は「12〜14mm」とありますが、大体のスマホは厚みが10mm以下です。そうなるとかなり制限が厳しいです。
しかし、12mmよりも薄い約9mmのスマホでも隙間はありますがしっかりとホールドすることが出来ました。
その事から、ほとんどのスマホの厚みには対応していると思います。しかし、厚みはスマホ本体よりもケースによってかなり変わります。
前述の通り私のケースはとてもデカいです。ケースの公式サイトにも厚みの記載がありませんでしたが、実測で「14mm」ありました。
これをつけるとギリギリホールド出来ていました。なので厚み15mm以上は厳しいと思います。
私の検証では「9mm〜14mm」は大丈夫でした。
ナビが超便利になる
音声だけでナビを使っていたときは、複雑な交差点では曲がる場所を間違えることがよくありましたが、画面をすぐに確認出来るため車のナビのように使用できて、間違えることが減りました。
また、走行中に触ることはモチロンだめですが、路肩に停まったり駐車場などでスマホの通知を確認するときなど、カバンやポケットから出して触る事を考えるとかなり楽にスマホにアクセスできます。
種類が豊富で色々な選択肢がある
カエディアはかなり豊富なバリエーションがあります。どれも価格はリーズナブルできっと自分に合う商品があると思います。いくつか良さげな物を紹介しておきます。
クロムメッキバージョン
ワイヤレスイヤホン充電、USB出力搭載
縦長スマホ対応
電源取出し不要のワイヤレス充電
バイクから面倒な電源取りをせずにモバイルバッテリーから電源を取り、置くだけ充電(ワイヤレス充電)が可能になるタイプです。
いまいちなところ
- ハンドル周りがゴチャっとする
- スマホの形状により取り付けできない
- 経年劣化に弱い?
ハンドル周りがゴチャっとする
私はハンドル周りスッキリカスタムが好きなのですが、ホルダーを取り付けることにかなり抵抗がありました。
取り付けてみるとやはりすごい存在感です。
オシャレを取るか利便性を取るかはあなた次第です。
スマホの形状により取り付けできない
ホルダーの特性上、スマホの背面が平べったいことが理想です。
カメラが出っ張っていたり、ケースに段差があれば反応しづらいことがあるようです。
平べったくなくても、ホルダー中央のポッチを押すことが出来ればロックが可能です。
現在使っているスマホの裏がガタガタしている場合はロック機構が違うもの選んだほうが無難だと思います。
また、このホルダーは四隅の固定金具全てが連動して動く為、縦横独立しての調整ができません。(縦か横どちらか先に当たった時点で締付けが止まります。)
スマホの縦横比は1:2が理想で、Sonyのエクスペリアなど縦長のスマートフォンでは横幅が余り、しっかりとホールドされない可能性があります。
その際には縦長用のホルダーも発売されています。
経年劣化に弱い?
ホルダー本体はほとんどがABS樹脂の為、屋外にバイクを置いている方などは、特に太陽光による劣化などが考えられます。
現在、使い始めて2ヶ月程が立ちましたが、私はバイクを屋内に保管しているため劣化は全くありません。
劣化により、ホールド部分の爪が折れたりして走行中にスマホが落下してしまうと即アウトです。
1年保証はありますが、ホルダーは変えてもらえてもスマホは弁償してもらえません。
古いスマホに格安SIMを入れてナビ代わりに使用するのが良いかもしれません。ちなみに私はゲーム、音楽、ナビ用に1GB月々290円の日本通信SIMをサブスマホに入れて使っています。
耐久性は使用し続けてみないと分からないので引き続き見守っていきたいと思います。
まとめ
今回、Kaedear(カエディア)のスマホホルダーを装着してみてハンドルのごちゃつき以上のリターンを得ることが出来ました。
この便利さに慣れてしまったらもうスマホホルダー無しのすっきりハンドルには戻れそうにありません。
カエディアからは今回紹介したもの以外にも、沢山の種類のスマホホルダーが発売されていますので、自分にあったスマホホルダーを探してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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