
- ドッペルギャンガー、ストレージバイクガレージの概要
- サイズ感・使用感
- メリット・デメリット
- 購入時の注意点
私の愛車Vストローム250SXを雨風から守りたい
こんなガレージを建てたいけど、250ccのバイクにそこまでの資金はない。。。
そこで、ドッペルギャンガーのストレージバイクガレージを購入しました。
このストレージバイクガレージはお手頃価格で、自分の秘密基地を持てるとても良いバイクガレージでした。
組み立てて使用し始めてから、半年が経過し、メリット、デメリットも見えてきたため
ストレージバイクガレージの購入を検討している方に向けて、半年使用しての感想や購入にあたっての注意点などをお伝えしていきたいと思います。
ストレージバイクガレージとは
ストレージバイクガレージの概要
ドッペルギャンガーのストレージバイクガレージは、手軽に設置できる簡易型のバイクガレージです。工具不要で組み立てが可能であり、バイクを天候やホコリから守るためのアイテムとして人気があります。
種類とそれぞれの違い
ストレージバイクガレージは、主にサイズによってM、L、XLの3種類に分けられます。
Mサイズ(DCC330M)
小型バイクやミニモト車に最適なサイズです。コンパクトで設置場所を選びませんが、L、XLと比べて、幅、奥行きともに狭く、中での作業は厳しいです。設置スペースが狭い場合や、中で作業をしない方にオススメ。
Lサイズ(DCC330L)
中型バイクに適したサイズです。Mサイズよりも収納スペースが広く、少し狭いですが、中でも作業を行うことができます。XLとの違いは奥行きだけで、幅は同じです。
XLサイズ(DCC330XL)
大型バイクにも対応できる大容量サイズです。広々としたスペースで作業したりすることができます。Lサイズと幅は同じですが、奥行きがかなりあるので、バイク以外にもキャビネットなどを設置できます。
サイズの比較
その他の特徴
工具不要で組み立て簡単
ベンチレーション付き
ランタンフック付き
サイズ感や使用感
私のバイクのVストローム250SXを収納するため、真ん中のLサイズを購入しました。
以下はバイクとガレージのサイズ比較です。
ガレージ | バイク | 差 | |
全長 | 2250mm | 2180mm | 70mm |
全幅 | 1600mm | 880mm | 720mm |
全高 | 1700mm | 1355mm | 345mm |
全長がギリギリかと思いましたが、実際に入れてみたところ、ハンドルを切って止めるので、意外と余裕がありました。
フロントタイヤ
リアタイヤ、リアキャリアにシートバッグをつけていますが当たることはありません
横幅も十分で、ツールボックスなども置くことができ、更に頑張れば簡単なメンテナンスならば中に篭って作業もできます。
入口が、横幅1300mm、高さ1360mmの為、バイクの高さがそれ以上の場合は、入れるのが難しいです。そういった方は、パイプの下にブロックなどを置いて、ガレージの高さを上げる方もおられるようです。
入口が低いので、バイクに乗ったままは入れません(タンクに伏せれば入れないこともないですが)。
また、ガレージの形状がアーチ状になっているため、スペックでは高さは1700mmですが、端っこの方は1400mmくらいです。ですので、大きい人は中ではまっすぐ立てません。
また左側の空きスペースを確保するためにバイクをなるべく端に寄せたいところですが、あまり寄せすぎると、ミラーがカバーに刺さります。
限界に寄せてこれぐらいだと思います。
ちなみに置いてあるのはアストロプロダクツの激安ツールワゴンです。安くて軽くて丈夫で、気に入ってます。
ストレージバイクガレージの良いところ
良いところ
- カスタムが楽しい
- オプション充実 交換用カバー、交換用パイプ、耐候ルーフなど
- 意外と広い
- 前後開閉可能
カスタムが楽しい
ストレージバイクガレージのパイプは直径約20mmとなっており、ホームセンターに売っているビニールハウス用のパイプ(19.1mm)とほぼ同じ経です。
そのためそのパイプを使って自分好みにカスタムができます。
パイプとジョイントは下記のサイズの物を使いました。経が19mmであれば問題なく使えると思います。参考にリンクを貼っておきます。
パイプ⇓
ジョイント⇓
その他には電気を引き込んだり(中央にはランタフックもあります)
メッシュパネルを付けたり
S字フックや、ピンチをつけたり
おしゃれではないですが、百均アイテムを駆使しながら、安上がりで自分だけの秘密基地をつくれて、とても楽しいです。
オプション充実
ストレージバイクガレージはオプションも充実しており、
入口の段差を消すパイプやガレージの上に被せて、紫外線などから守るカバーなども売っています。
仮に、本体のカバーが破れたり、パイプが曲がってしまっても、カバー単品や、パイプも単品で購入が可能で、補修のしやすさもポイントです。
意外と広い
最初はバイクを置くだけでいっぱいになるかと思いましたが、横幅が意外と広く、頑張ってバイクを右に寄せれば約90センチ左側のスペースを確保できます。
更に中でツールワゴンを動かしたり、工夫をすれば、チェーンメンテナンスや、電装品の取り付けなどを意外と快適におこなうことができました。
バイクを収納するだけであれば、Vストローム250SXであれば2台は収納できそうです。
自転車であれば3台は余裕で入ると思います。
前後開閉可能
ストレージバイクガレージは前後どちらからでもバイクの出し入れが可能で、前後ともに大きく開くことができ、さらに生地を巻き上げたまま止めておくことができます。
そのため、テント内の換気がすぐにできます。バイクが濡れているときや、暑いガレージ内で作業をするときなど、とてもありがたい機能です。
また閉じた状態のときでも、前後にベンチレーターがついており、多少の換気は可能です。
私は常に開けています。
ストレージバイクガレージのイマイチなところ
- 床面はDIYが必要
- サイドから水が染み込んでくる(土間コンはなおさら
- 色褪せてくる
床面はDIYが必要
ストレージバイクガレージは床面はついておらず、自分で何かしら敷き詰める必要があります。
私は、半分が土間コン、半分が砂利を敷いてあるところに建てました。
そのため、ホームセンターでカラー平板を買ってきてDIYをしました。
仕上がりは見ての通り汚いです(笑)
また、ガレージの骨組みを地面に固定をする必要があり、私は振動ドリルでコンクリートに穴を開けて、アンカーで固定しました。
振動ドリルはホームセンターで借りれます。
とはいっても、コンクリートなどを施工しなくても、土の上にも立てることは可能です。
その際は、付属している4本の大きなU字のペグを地面に打ち込んで固定することもできます。
打ち込むのに苦労しそうなサイズでした。
サイドから水が染み込んでくる
我が家のストレージバイクガレージは、昔作ったチャリ置き場にジャストフィットしたため、3分の2が屋根に入っています。
直接は雨に打たれないですが、やはり水は侵入してきます。
しかし、はみ出ている部分は、今までかなり強い雨にも打たれてきていますが、内部の床全てがビチャビチャになることは、今までありませんでした。
設置する際に、もともと水が溜まりにくい場所を選ぶ事が大事だと思います。
また、床面が真砂土等の場合は地面がドロドロになり、バイクが汚れたり、最悪転倒する可能性もあるので、地面にフロアパネルなどを敷いたほうが良いと思います。
色褪せてくる
前述の通り、我が家のストレージバイクガレージは3分の2は屋根がついており、紫外線から守られています。
約6ヶ月で屋根ありと屋根なしの部分の色褪せ具合の違いが出てきました。
しかし、すべてが屋根なしの状態で、全体的に色褪せても気付かない程度だと思います。質感は特に変化はありません。
写真で色褪せ具合の差を撮ろうとしたのですが、何度撮影しても、写真には差が生まれませんでした。肉眼では割とわかります。
写真の中央ぐらいから色が少し濃い部分は影で、もっと手前が色褪せています。
色褪せについてはしょうがない部分があるので、今後も経過を見守っていきたいと思います。
購入時の注意点
購入前に検討したほうが良いと思うことを簡単にまとめてみました。
平坦な場所
凹凸や傾斜があると、フレームの歪みやシートの破損につながる可能性があります。
地面の強度
砂利や土の地面は、アンカーが抜けたり、地面が沈み込んだりする可能性があります。コンクリートやアスファルトなど、しっかりとした地面が望ましいです。
地面への固定
付属のアンカーは大きいペグですが、風の強い地域や、長期の使用を考える場合は、別途強力なアンカーやブロックなどを購入することも検討しましょう。
ガレージのサイズ
バイク + 50cm程度の余裕があると、出し入れや作業がしやすいです。
出入り口
開閉時に十分なスペースがあるか確認しましょう。
風通し
湿気がこもらないよう、風通しの良い場所に設置しましょう。
日当たり
直射日光が当たる時間が長い場所だと、シートの劣化を早める可能性があります。
まとめ
今回は紹介した
ドッペルギャンガーのストレージバイクガレージは
安いコストで夢のガレージを持てる、お小遣いライダーには最高の商品だと思います。
もちろん、バイクだけでなく、自転車置き場、物置などにも適していると思います。
少しでも、このバイクガレージを検討している方の、参考になれば嬉しく思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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