- カメヤマボトルランタン概要と使用方法
- カメヤマボトルランタンの良いところイマイチなところ
- ロゴスキャンドルランタンとの比較
カメヤマボトルランタンとは
1927年創業の老舗ろうそくメーカー「カメヤマローソク株式会社」が手掛ける生活雑貨部門の「キャンドルハウス」から発売されている小型のランタンです。
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プチボトルと呼ばれるキャンドルサイズのボトルにパラフィンオイルなどの燃料を入れて使用します。
このランタンには6時間用のプチボトル(30ml)が付属しています。
この他にも4時間燃焼するプチボトルがあり、キャンドルと同じように使用できます。
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有名Youtuberさんもロゴスのキャンドルランタンにプチボトルを入れて使用されてます。そのコンパクトさに憧れて私も買いました笑
超コンパクトで持ち運びには最高ですが、不満な点がいくつかありました。。。
そこでこのカメヤマボトルランタンの登場です。ロゴスキャンドルランタンよりも満足度が高かったので比較しながら紹介していきたいと思います。
仕様、規格
燃焼時間 | 約6時間 |
本体サイズ | W75×L62×H220mm(ハンドル含む) |
プチボトル容量 | 約30ml |
外観、使用方法
サイズ感は500mlペットボトルより一回り小さい感じです。
分解すると4つのパーツに別れます。
- 本体
- ガラスホヤ
- フタ
- プチボトル
使用方法はガラスホヤを外した状態で、プチボトルをセットします。
パラフィンオイルを注入します。
ガラスホヤを上からセットして、上にフタを置きます。
少し時間をおいて、プチボトルの芯にオイルを吸わせます。
ガラスホヤを上に少しずらして点火します。
メインの照明にするには厳しい光量です。このランタンは完全にロマン枠です!
ガラスホヤが大きいので、炎がよく見えてとてもキレイで癒やされます。
カメヤマボトルランタンの良いところイマイチなところ
ボトルランタンの良い点、イマイチな点を同じく超コンパクトランタンの
「ロゴスキャンドルランタン」(以下ロゴス)と比較しながら紹介してきます。
良いところ
- かなりスリム
- 煤がフタにつかない
- 小移動がラク
- 時間調整がしやすい
- 火がよく見える
かなりコンパクト
先述しましたがサイズ感はとてもコンパクトです。
さすがにロゴスと比べるとでかいですが、それでも普通のランタンよりもかなり小さく、バイクでキャンプに行く方にはもちろん、頑張れば徒歩でも持って行けそうです。
更にこのサイズ感でとてもいいことは、ペットボトルのケースが大体使えます。
ペットボトルケースは100均などにもたくさん売っているので、好きなケースを見つけることができます。私もダイソーのケースに入れて保管しています。
フタに煤(すす)がつかない
以前使っていたロゴスの不満点の一つとして、フタに煤が大量につくことがあり、使用後にフタを外したら手が汚れていました。
しかし、カメヤマボトルランタンは炎からフタまで高さがあり、3時間ほど点火しても煤は全くついていませんでした。
炎の高さによっては煤がフタに付く可能性があるので、今後も試していきたいです。
小移動がラク
ロゴスの文句ばかりになりますが、ロゴスは超小型のためランタン全体がとても熱くなり取っ手を持たないとさわれませんでした。
しかし、カメヤマボトルランタンはランタン下の黒い部分が熱くならないので、テーブルの上での小移動が簡単にできるところも好印象です。
時間調整がしやすい
プチボトルの大きい方は公式で最大6時間燃焼します。
普通のランタンでは燃料をどれだけ入れたかわかりませんが、プチボトルはガラスでできており、燃料を入れる際に入れた量が見えます。
あと寝るまで3時間で使い切るならばボトルの半分まで燃料を入れるなど時間調整が簡単にできます。
火がよく見える
私はランタンには明るさより癒やしを求めます。明るさがほしければLEDランタンで良いです。
限られた荷物でも揺らめく炎を見たくて、ロゴスを購入したのですが、一番がっかりした点がありました。
それは、テーブルに置いた時に絶妙に炎が見えない!!
私はテーブルにランタンを置いて使うのですが、私の目線からはまさかのプチボトルだけ光ってる感じになります。
これが致命的でした笑
一方のカメヤマボトルランタンはガラスの部分が長く、テーブルに置いて上の目線から眺めても美しい揺らめく炎を見せてくれます。
イマイチなところ
- 明るくない
- プチボトルをセットしにくい
- 指紋が気になる
- 持ち運ぶ際、プチボトルに注意
明るくない
光量が少なく暗いです。初めて火をつけたときの感想が「暗っ!!」でした。
ロゴスと比べても負けてる気が。。。
上部や横には光が行くのですが、デザインの問題で本体下部に黒い部分があり、そこに光が遮られ下方向は特に暗いです。
フォローをしておくと、芯を出す量が少なくロゴスよりも炎は少し小さかったです。
また下側が全く照らされてないわけではありません。ロゴスが明るすぎて見えにくいですが、それなりには照らされてます。
暗くてもいいんです!ロマン枠ですから!
プチボトルをセットしにくい
本体下部のプチボトルを設置するの部分が深めに作ってあり、プチボトルを設置、回収する際に、先の部分しか持てず、滑って落としがちです。
燃料が入った状態で滑って落としてしまうと燃料がこぼれたりして危険なため、先に空ボトルをセットしてから燃料を入れることをオススメします。
空ボトルの設置と回収はプチボトル上部のキャップを外し、指をぶっ刺して入れるのが一番やりやすいです。
手にはパラフィンオイルがたっぷり付いてスベスベになります。
指紋が気になる
ガラスのホヤが大部分を締めているため、指紋などの汚れが気になります。
特に火をつけたときに白く炎がぼやけてしまいます。
先ほど紹介した様に、指をプチボトルに突っ込んでセットしてガラスホヤを触ってしまったら、ギトギトになります。
その際は布で優しく拭いてあげましょう。
持ち運ぶ際、プチボトルに注意
プチボトルは固定されないので持ち運ぶ際に傾けると落下したり、中身がこぼれたりします。
絶対に傾かないボックスの中などで持ち運ぶなら大丈夫ですが、プチボトルがランタンの中で暴れないようにする工夫が必要です。
私はキッチンペーパーを棒状に丸めてプチボトルのスキマに突っ込んでいます、これで十分固定され、このキッチンペーパーでガラスホヤの汚れや、手についた燃料を拭いたりしています。
ロゴスにも同じく突っ込んでます。
まとめ
本格的な大きなランタンもいいですが、おしゃれな存在感とコンパクトさを両立したカメヤマボトルランタンはとても気に入っています。
特に、バイクや徒歩でのキャンプで持てる荷物に制限がある方にはオススメできると感じました。ロゴスのキャンドルランタンも良いですが、少し頑張ってこちらを選んでみてもいいかもしれません。
コンパクトなランタンを検討されている方に少しでも参考になれば良いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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