コスパ最強! バイク用インカム MOMAN H2proの実力検証

コスパ抜群
この記事でわかること
  • MOMAN H2proの概要、スペック
  • 取り付け方法
  • 良いところ
  • イマイチなところ

 

先日、ツーリング用に「MOMAN」というメーカーの「H2pro」というインカムをAmazonでのセール時に2個セット約10000円で購入しました。

しかも、友人と1個ずつ分け合ったので5000円でゲットです。

今までは激安の、2000円ぐらいのヘッドセットを使用して、ラインの通話機能でツーリングをしていましたが、「H2pro」は快適性が段違いで、購入して本当に良かったと思います。

実際に友人と1日ツーリングで使用してきましたので、実際の使用レビューをしていきたいと思います。

 

MOMAN H2proの概要

MOMAN H2proは、2023年9月に発売された、2台セットで1万円台で購入できるコスパ抜群のバイク用インカムです。最大1000mの通信距離ノイズキャンセリング機能搭載の高音質マイク、音楽再生や音声通話も可能なBluetooth5.1規格など、充実した機能を備えています。

MOMANって?

MOMANは、2013年に設立された中国の電子機器メーカーです。

当初はアクションカメラやドローンなどのガジェットを製造していましたが、近年はバイク用インカムやワイヤレスイヤホンなどのオーディオ製品にも注力しています。

MOMAN製品は、高品質な素材と技術を使用しながら、手頃な価格で提供することで、世界中のユーザーから支持を得ており、特にバイク用インカムは、コストパフォーマンスの高さで人気を集めています。

H2proの概要

基本スペック

寸法 70mm x 45mm x 25mm
重量(本体) 54g
通信距離 最大1000m
ペアリング 最大10台
通話時間 最大20時間
待機時間 最大300時間
充電時間 約2時間
バッテリー容量 900mh
防水性能 IP65
その他機能 音楽共有、音声アシスタント、ノイズキャンセリング機能付きマイク
スピーカーサイズ 40mm
スピーカー出力 5W
マイク 指向性ノイズキャンセリング機能付

内容品

  • インカム本体2台
  • マイクロUSB充電ケーブル2本
  • ヘルメットクリップ2個
  • ベルクロクリップ2個
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアル以外すべて2セットずつ入っています。

インカム本体
チープ感もなく、良い品質です。

イヤホンマイクです、インカムとの接続部はUSBタイプCになっています。

マイクは2種類から選択可能です。

イヤホンマイクの接続箇所、USBタイプCです。見えにくいですが、すぐ右側にゴム蓋付きの充電ポートがあります。これもタイプCで挿すところ間違えそうです。

USBタイプCなので、どちら向きにも差し込めます。

充電ケーブル

ヘルメットクリップ、取り付け方を2種類選べます

ベルクロクリップ、私はこちらを使用しています。

ユーザーマニュアル、これは1つしか入っていませんが、ネットでも説明書を見ることができます。

 

取り付け

実際にフルフェイスに取り付けてみました。

配線をヘルメット用のインナーをめくりながら設置します。ヘルメットごとにインナーの外し方が違うので配線の風景は省略します。

私のヘルメットでは装着時、スピーカーが耳から遠くなるため、100均の床に敷くクッションを切って台座にしてスピーカーを耳に近づけました。  

マイクは貼り付けるタイプを使用しました。

次は、本体を取付けるクリップです。最初は六角ねじで取付けるクリップを使用しました。ガッチリと固定されます。

しかし、ここで問題発生、このクリップではヘルメットを置いたときに、クリップ側が高くなり、ガタツキがでました。また、ケーブル差込口にも負担がかかってそうです。ベルクロクリップの方を使用して高い位置に取付けることにしました。

ちなみに、友人のアライのフルフェイスヘルメットはインナーが肉厚で、クリップよりもインナーが下にはみ出ており、ガタツキなどは無いとのことでした。さすが一流メーカー。私の安物のヘルメットとは違います。。。

今度は、ベルクロクリップで取り付けました。これは両面テープでヘルメットとアタッチメントにベルクロを取り付けるのでどこにでも取り付けが可能です。

接続部が地面に触れないギリギリを攻めてみました。

取り付け後はこんな感じになります。棚が黒くて見にくですね、、、すみません。

良いところ、イマイチなところ

  • コスパ最強
  • 操作が簡単
  • クリアな音質
  • 長時間使用可能
  • 防水

コスパ最強

H2pro」はAmazon、楽天ともに2個セット13000円程度で売られています。

単品で購入すると、約7000円なのでバイクに乗る友人がいる場合は、一緒に買えば

1個6500円と少し安く購入できます。この性能のインカムが6500円で購入できるならかなりコスパが良いと思います。

Amazonでのセール時には11000円程度に下がるので、急がない場合にはセールまで待ってみるのも良いかもしれません。

操作が簡単

H2pro」はボタン操作がシンプルで、走行中にグローブをつけたままでも操作しやすい設計になっています。

写真では見えませんが、電源ボタンがあります。
2秒長押しで電源ON
4秒長押しで電源OFF

音楽の再生、停止
2つのインカムを接続する際にも使います。

ノブを回して、すぐに戻すと、次の曲、前の曲
ノブを回した状態を維持すると、音量が徐々に上がったり、下ったりします。  

 

中央のボタン2回押しで、FMを聴く機能もあるようですが、あまり受信しませんでした。
おまけ程度だと思います。ラジオを聴きたければ、Bluetoothを接続してスマホのラジオアプリから聞いたほうがきれいに聞けると思います。

クリアな音質

ノイズキャンセリング機能搭載の高音質マイクにより、走行中でもクリアな音声を相手に伝えることができます。

Amazon、楽天のレビューでは、風切音が聞こえるというのをみかけます。
私が「H2pro」を一緒に購入した友人とツーリングに行ったのですが、相手側の風切音やエンジン音などは全く聞こえず、声のみが聞こえてとても快適にツーリングをすることができました。

その時の条件は、お互いにフルフェイスで、マイクはそれぞれ別の種類をつけていました。
どちらとも雑音は一切なく、ばっちりノイズキャンセリングされていました

ジェットヘルメットでは青色で囲ったマイクしか使えないのと、どうしても直接、走行風が当たるので、風切音が発生するのかもしれません。

 

また、40mmの大型スピーカーユニットを採用し、音楽再生時も迫力のあるサウンドを楽しめます。

音楽を聴いた時に今まで使ったヘルメット用のスピーカーの中で一番音が良く、特に低音がしっかり聴こえてきました。

しかし、私のヘルメットは安物なので、走行時の風切音がうるさく、バイクで走り出すと結局低音はかき消されてしまいます笑

長時間使用可能

900mAhの大容量バッテリー搭載で、最大20時間の連続通話が可能でロングツーリングも安心です。

友人とインカムをペアリングして、休憩中も電源を切らずに6時間ほど繋ぎっぱなしでツーリングをしましたが、バッテリーの表示は多いままでした。最大20時間というのも嘘では無さそうです。

ちなみに、このインカムは電源を入れた際にバッテリーの残量を片言の日本語で

「バッテリーが多い」

と教えてくれるのですが、それ以外のセリフを、聞いたことがありません。

今度充電せずに使用してみて、それ以外のメッセージを聴いてみたいところです。

 

防水

IP65の防塵・防水性能を持っており、雨天での使用も安心です。

IP65とは、電子機器などの防水や防塵に関する程度を示す等級文字でIP保護等級と呼ばれており、
最初の数字(6)と2番目の数字(5)によって、それぞれ防塵・防水の等級が決められています。

6=塵埃の侵入がない(最高6)
5=あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない(最高8)

ですので、通常使用には問題のない防塵、防水性能を持っているということです。

イマイチなところ

  • 通信距離がやや短い
  • 音量が少し小さい
  • 取扱説明書がわかりにくい

通信距離がやや短い

公式には1000mの通信距離をうたっていますが、ツーリング中山道のワインディングロードでは
200m〜300m程度離れると、音声が途切れだしました。

遮蔽物のないところになるともっと距離は伸びると思いますが、現実的には200m〜300mだと思います。
まあ2、3人でのツーリングでは全く問題ありません。

しかし、このインカムは最大10名まで接続できるので、最大の10人が連なれば全員がきれいな音声で会話するのは厳しいかもしれません。

そんなに同じインカムを揃えるのは難しいですが笑

 

音量が少し小さい

人によって感じ方が違うとは思いますが、私はツーリング中、高速域で会話をしている時に、手の声が小さく感じられる場面がありました。

相手はとても良く聞こえるといっていたので、マイクを付ける位置や、ヘルメットの静音性能などいろいろな要素が関係しているかもしれません。

しかし、Bluetooth接続で音楽を聴く際はとても音量は大きく、音量をMAXにするとうるさくて頭が痛くなりそうでした。

取扱説明書がわかりにくい

説明書の内容が日本語で書かれているものの、わかりにくいです。
もっとわかりやすい日本語で書かれた説明書にしてほしいです。

なんだったら、各部位の名称も間違ってます。下記はネットでの説明書ですが、

②が「つまみ」になってます。
つまみはです。

しかし、なんとなくは説明書の内容がわかるので、今のところそんなに困ってはいません。

 

まとめ

MOMAN H2proは、コストパフォーマンスに優れたバイク用インカムを求めている方におすすめです。音質も良く、操作も簡単で、ツーリングを快適に楽しむことができます。

ただし、通信距離や音量調整など、いくつかの気になる点もありますので、購入前にレビューなどを参考に検討することをおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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