- ROCKBROSの防水サイドバッグの特徴
- Vストローム250SXに取り付けた感想
- バッグの改造
私はVストローム250SXというバイクに乗っています。
バイクでキャンプに行く際の容量不足解消のためにサイドバッグの購入を考えました。
ハードタイプのサイドパニアも考えましたが、キャンプ以外では装着の必要がなく外しておきたい。。。
外したサイドパニアは置き場に困る。。。
ということで、防水かつ大容量で、使用しない時には畳んで収納可能な
「ROCKBROS」の防水サイドバッグを購入しました。
狙い通りの商品で、とても良い買い物ができましたので、サイドバッグ選びに悩んでいる方に向けて実際に取り付けた感想や、レビューをしていきたいと思います。
ROCKBROS 防水サイドバッグの特徴
ROCKBROS(ロックブロス)は「世界中のサイクリストが便利で快適になるお手伝い」をコンセプトとしたサイクリングアイテム専門店です。
自転車専門かい!とツッコミが聞こえてきそうですが、自転車のバッグのノウハウを活かしてバイクグッズも作っています。
なかでも、このバッグは防水かつ超大容量でアマゾンや楽天でも高評価を受けています。
スペック
容量 | 約62㍑(片側31㍑) |
耐荷重 | 約50〜60kg |
素材 | PVC加工ナイロン |
カラー | グレー/イエロー |

楽天市場参照

楽天市場参照
特徴
- 【大容量の収納】
バイクサイドバッグは両側容量合わせて62L(片方31L×2) - 【優れた耐水性】
PVC素材で生地の接合部は縫合ではなく高周波によって圧力をかけて溶接する技術を用い、接合部の強度、浸水防止力を高めて、高い耐摩耗性と防水機能を発揮。また、生地に汚れが染み込みにくいので、お手入れも楽チン。 - 【取り出しやすい】
横に出し入れ口が開いて大開口となり、物の出し入れがとても便利です。ロール式なので多少の容量オーバーには融通が利く。 - 【その他便利性】
① サドル左右装着で荷物の分別収納可能。
② 反射板リフレクターで夜間走行、色も目立ち後続車から視認性も良い。
③ 脱着が容易なので、汚れても取り外して水で洗い流せます。
と、アマゾンのサイトに乗っていました。
それでは、本当かどうか実際に検証していきます!
開封!!
楽天で購入したんですが、なかなかワイルド梱包です
畳んだ状態ではかなり大きいです
内容品はバッグ2個のみで、説明書はありません。
イメージしていたよりも、生地は薄手でしなやかでした。
合格証?補修?中国語だと思いますが、品質保証をしているようです。
中はかなり広く、たっぷり入りそうです。
裏面です、滑りにくそうな素材です。思っていたよりも品質が良いです。
装着!!
取り付けてみます。説明書ないけど!
左右対象で、どちらにつけてもよいと思いましたが、ベルトの数に違いがありました。
おそらく前にベルト2本、後に1本になるように取り付けるのが正解かと思います。
私は最初の取付時、バッチリ間違えて、後に2本、前に1本で取り付けていますが、ご了承くださいm(_ _)m
左右のバッグにベルクロのテープが貼り付けてあるので、シートの幅に合わせて調整ができます。
VストSXの場合はベルクロ同士が接する面積を少なくして、バッグ同士の幅を狭くすると、フェンダーの内側に入りこまずに安全に取り付けることができました。
張り合わせた上に更にベルトを2本固定します。
この2本のベルトでバッグの重さを支える仕組みなので、ベルクロ同士の接着面積が少なくても問題ないと思います。
後ろにもバンドがあり、テールランプ下を通して、左右を繋げました。
ベルトが2本になっていますが、バッグの左右を逆にするとうしろのバンドが1本になります。おそらくそれが正解です。
後に気づいたのですが、後ろのバンドはリアキャリアとテールランプ上の隙間に通すと、バッグを上に持ちあげる効果も生まれて、より安定性が増しました
前側には左右それぞれにバンドがあります。
ステップのステーの三角の穴の中に通して固定でします。
取り付け自体は完了です。
何も入れていない状態ではカバンが垂れ下がり、タイヤやマフラーに当たりそうです。中に形を保持できる枠などを入れたほうが良いかもしれません。
使用感
ざっくりと実寸を測ってみました。四角なる状態で
横幅 | 45cm |
奥行 | 20cm |
高さ | 30cm |
そのへんにあったキャンプギアを入れてみました
左から
ナンバの激安シュラフ
バンドック ソロティピー1TC
テンマクデザイン モノポールインナーテント
左側には、ソロティピー1TCとモノポールインナーテントをいれました。モノポールインナーテントは長さが54cmぐらいありますが、バッグが柔らかく変形するため入りました。パニアケースにはできない芸当です。
右側には、シュラフ。まだまだ余裕があります。入れるものによって柔軟に形が変わるため、ハードケースの30㍑よりも多く入る気がします。
荷物を入れた後に上下4箇所のベルトを引っ張ると、形が整います。
引っ張る前
引っ張ったあと
下の余ったベルトがタイヤに巻き込まれそうですが
下部のベルトループに通すことができます。
マフラーとも距離があり、熱で溶ける心配は無さそうです。
取り外し
バックルを3個所外したらスポっと上に抜けるので、そのまま保管したいところでしたが、
上部のベルクロとベルト2本を外さないときれいに収納できませんでした。(当たり前ですが)
初めてでも、取り外して、バラすのに2分かからないくらいでできました。
私は普段デイトナのシートバッグをつけています。日帰りのツーリングならばこれで十分です。
こんな大きなサイドバッグは必要ないので、普段は外しておいて、キャンプのときだけ使おうと思っています。
外して保管する時がこのサイドバッグの真価を発揮するときかもしれません。
それは、畳めることです!小さくして保管できるのが本当に便利です。
同じ容量のパニアケースを外して保管するのとは雲泥の差です。
持ち手があるので引っ掛けて保管しても場所を取りません。
頑張れば写真よりも更に畳むことができますが、あまり折り目をつけるのも嫌なので、今は大きめにしています。
改造
このバッグは良い意味でも悪い意味でも柔らかく、中身が入っていないと形が維持できません。
そして色々と探した結果、ダイソーに売っていた収納ボックスが割とフィットするという結論に至りました。1個300円で合計600円です。
寸法は、幅38cm✕奥行25cm✕高さ25cm
良い感じにフィットします。ボックスが適度に柔らかいので、柔軟性もあります。
バッグの上部を締めてみました。防水サイドバッグは上部を何回か折り返して巻く必要があるので、結構ギリギリでした。これで2回折りこんでいます。高さは25cm以上あったら上部が閉まらず、防水機能が発揮されないかもしれません。
形はきれいに保たれています。
収納時は、ボックスも畳んでしまえるので、かさばりません。
実際に雨の中走行してみた
ちょうど友人と、淡路島1周ツーリングの予定があったので装着して400kmほどを、これまた都合よく、降ったりやんだり、たまに土砂降りの中を1日中走りました。
結果的には防水効果はバッチリで中は全く濡れていませんでした。
大体雨が降っており、私のテンションが低めで、中身の荷物や取り付け状況を写真に収める元気はありませんでした笑
意外だったのが、中身がほぼ入っていない状態でも、重量物を入れた状態でも安定感があったことです。
行きは、防寒着や整備工具を入れた状態でかなり軽く
帰りは、奥さまから淡路玉ねぎ、瓶の玉ねぎドレッシングなどの購入指示があり、それなりの重量になったと思います。
取付状態のチェックはちょこちょことしましたが、どちらの状態の時も、ズレたり、緩んだりすることもありませんでした。
現時点では満点です!
あとは耐久性がどうかだけです。今後壊れたらまた追記したいと思います。
まとめ
「ROCKBROS」の防水サイドバッグは
大容量、防水、置き場に困らないと機能モリモリにも関わらず
コスパが高い、とてもおすすめできるサイドバッグでした
初めてサイドバッグを購入する方や、手軽に荷物積載量を増やしたいライダーに適した製品だとおもいます。
皆様のサイドバッグ選びの参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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