先日、子供用の勉強机にニトリの「Nステイン120」という机とを購入しました。
子供用の勉強机は値段も高く、重量も重く、デザインもあまり好きではない、、、
もしも子供に合わなかった場合は私用の机にしようと思い、大人用の「Nステイン」シリーズで子供の机をそろえてみました。
結果的には子供も気に入ってくれ、リビングの机で勉強をしているときよりも明らかに集中できている様子で買ってよかったと思いました。
私と同じような考えをお持ちの方への参考になればと思います。
- 学習机と「Nステイン」シリーズの違い
- 良いところ
- イマイチなところ
- 組立方法
学習机と「Nステイン」シリーズの違い
学習机はニトリでお手頃価格で販売されている「くみあわせですく」と比較します。「Nステイン」シリーズは
デスク「Nステイン120」
ブックシェルフ「Nステイン60」
ワゴン「NステインF40」
がバラ売りのため、だいたい同じ収納量にするため3つで1セットとして考えています。(以後、机、本棚、ワゴンと呼びます。)
ちなみに両方の机にはイスは付いていませんので別途準備が必要です。
品名 | Nステインシリーズ | くみあわせですく |
価格 | 35,700円 | 51,890円 |
高さ(机のみ) | 72cm | 73cm |
幅(机のみ) | 120cm | 100cm |
奥行き(机のみ) | 55cm | 55cm |
重量 | 37.4kg | 64.1kg |
素材 | プリント紙化粧繊維板 | 繊維板 |
保証期間 | 1年 | 5年 |
価格
「くみあわせですく」よりも「Nステイン」の方が約16000円安く買うことができます。品質では「くみあわせですく」の方が重厚感や机表面の強度においては上だと思います。
かといって、「Nステイン」が安っぽいというわけではなくガタツキなどもなくしっかりしています。
サイズ感
一番気になったのが机の高さでしたが、ほとんど違いがなく「Nステイン」の机の方が横に20cm長いだけでした。
実店舗で子供に座らせてみましたが特に違和感なく座れていました。
横が長いことによって作業スペースが増えますが部屋のレイアウトによっては収まりにくくなるので入れたい場所のサイズ計測が必要です。
各ユニットのサイズを載せておきます
机「Nステイン120」
幅120×奥行55×高さ72cm
本棚「Nステイン60」
幅60×奥行28.6×高さ108cm
ワゴン「NステインF40」
幅40.3×奥行48.6×高さ55.2cm
重さ
圧倒的に「Nステイン」が軽いです。
机(約10.8kg)
本棚(約10.8kg)
ワゴン(約15.8kg)
それぞれが独立しているの移動も楽です。
素材
「Nステイン」の脚の部分は鉄になっており、細く見えますかずっしりとしていてガタツキも無く強度もバッチリです。
机の天板や本棚の棚の部分の木材は「プリント紙化粧繊維板」というものが使われています。
プリント紙化粧繊維板は、木や植物の繊維を高温・高圧で板状に固めた繊維板の表面に、プリント紙を貼り付けて美しく化粧した素材
メリットは「安い」「おしゃれ」
デメリットは「傷に弱く表面のプリントが剥がれてしまう事がある」そうです。
動物や子供がいる家庭は注意が必要だそうです。
我が家には、猫がおり、ましてや子供用の机。。。条件は最悪ですね(笑)
耐久性はまた報告します!
もし表面のプリントが剥がれてしまったらリメイクシートなどで補修できるようです。
また、柄のせいもあり、机の表面はガタガタしてそうですが、実際には堅くサラサラで下敷きなどを使わず、プリントなどにも直接記入できます。
保証期間
ニトリの製品は1年、5年、30年の保証が商品により付けられています。
「Nステイン」シリーズは1年
「くみあわせですく」は5年
の保証がついています。もちろん保証は長いに越したことはありません。この点では「くみあわせですく」に軍配が上がります。
しかし、ニトリのホームページでは「保証に関する規約」で
「取扱説明書・タグ・パッケージ等に記載の注意事項や指定条件をお守りいただけなかったことが原因による故障、限度を超えた誤った使用方法による故障、損傷」
と記載されています。
子供に取扱説明書の記載通りに注意事項、指定条件などを守らせるのもなかなか難しい気がします。我が子はそのうち机の上に座ったり、寝転んだりしてしまいそうな気がします(笑)
机は普通仕様でそうそう壊れるものではないと思います。壊れるときは「限度を超えた誤った使用方法」をしてしまった時ではないかと思います。
よいところ
- 広い天板で作業効率アップ
- 軽量で移動が楽
- おしゃれな外観
- シンプルで好きにカスタマイズを楽しめる
広い天板で作業効率アップ
学習机よりも横に20cmほど長いので作業スペースを広く取ることができます。
更に本棚の3段目が机の天板の高さと同じで、なおかつ骨組みの間にピッタリとハマるようにできているので更に60cm×24cmの面積を確保することができますが、そこまでの広さは必要ないので、収納に使うのが良いと思います。
軽量で移動が楽
前述しましたが、各ユニットごとに独立しており、それぞれの重量も
机、本棚が約10kg、ワゴンは約15kgなので移動するのも一人でらくらく動かすことができ、配置換えも簡単です。
机、本棚には落下防止の縁や、フレームなどは無いので本を立てたまま移動する際は注意が必要です。
ちなみにワゴンにはキャスターもついているので中に色々物を入れて重くなっても押して移動が可能です。
おしゃれ
どうしても私は「くみあわせですく」のような、THE勉強机は苦手でどうも好きになれません。私の子供にもどっちが良いか選ばせましたが、迷うこと無く「Nステイン」を選択しました。
シンプルかつ最近流行りのインダストリアルなデザインで、何の特徴もないわが家の子供部屋がちょっと映えてる気がします(笑)
シンプルで好きにカスタマイズを楽しめる
学習机は本立ての部分などが複雑になりがちです
これによって下の段に置きたい物が絶妙に入らないという事があります。
「Nステイン」本棚にはこんな収納は一切無いので、自分で好きな大きさの収納箱や本立てなどで好きなようにカスタマイズが可能です。
最初から収納サイズが決められているよりも、何もない空間のほうが成長とともに変わる収納物への対応が容易なのではないでしょうか。
またこの机に合う小物類を探すのも楽しいです。
まだデスクライトと鉛筆削りしかありません。この机はとりあえず黒い物を置いとけば間違いない気がします(笑)
イマイチなところ
- 机と本棚を組み合わせたときに隙間ができる
- 机の柄で消しカスが見えない
- ランドセルをかけるフックがない
- 天板側面のプリントがダサい
- 配線が丸見え
机と本棚を組み合わせたときに隙間ができる
机と本棚がジャストフィットするのですが、そうしたときに机の奥に3cmほど隙間ができます。
ちょこちょこ子供が、プリントや消しゴムを落としています。落ちたとしても、机の作りがシンプルなので簡単に拾えるのですが、やはり、めんどい。。。
机の柄で消しカスが見えない
机の柄は2種類あり、グレーの石目模様かブラウンの木目模様でおしゃれです。
が、悪い言い方をすればごちゃごちゃした汚い感じです(笑)子供の宿題が終わった後には消しカスを片付けさせるようにしているのですが、消しカスが机と同化してたくさん隠れています。
石目模様のほうが見つけにくそうな気がします。100均で卓上ホウキでも買うのがイイと思います。
ランドセルをかけるフックがない
良くも悪くも何もついていないシンプルデザインなので、学習机の様なランドセルをかけれる便利フックのようなものは一切ついていません。
そのためランドセルをかけるにはDIYでフックなどを取り付けないといけません。
本棚の鉄の部分にS字フックを掛けようかとも思いましたが、荷物の入ったランドセルをかけるには強度が心配。。。
本棚の側面にかけるのが一番使い勝手が良さそうなので本棚側面の板にフックを取り付けようと検討中です。
ちなみにプリント紙化粧繊維板はビス打ちOKのようです。しかし、普通の木材に打ち込むよりも強度は低いようなので、なるべくたくさんのビスで負荷を分散できるフックを選んだほうが良いかもしれません。
天板側面のプリントがダサい
側面の人工感がすごい。。。「天板と同じ柄にすればいいのに」と思ってしまいました。
配線が丸見え
学習机には専用のコンセントがついていたり、机の裏側が見えないので電気のケーブルが見えずにスッキリとしています。
しかし「Nステイン」の机の下は細い筋交いがあるだけで、コンセントのケーブルがしっかりと見えて鉛筆削りとデスクライトのコンセントを使うだけですでにゴチャついています。。。
スッキリするには別途ケーブルタップを購入し、ゴチャつく配線を隠す必要があります。せっかくシンプルでおしゃれな机なのにケーブルでごちゃごちゃしていたら少し残念です。
組立方法
組み立ては簡単です。説明書には二人で組み立てるように書いてあります。
子供がちょこちょこと邪魔しに来ましたが、手伝ってくれましたが、一人でも組立は可能でした。
デスク「Nステイン120」
梱包サイズは「幅128×奥行63×高さ9cm」でした。内容物は
- 天板
- 横に這わせるスチールフレーム×2
- スチール脚×2
- 固定用ボルト類
- ボルト用六角レンチ
- 組み立て説明書
説明書は絵で説明してあり、直感的にサクサク作れます。注意点は各ボルト取付ける際に緩めに締めておきます。そして形が完成してからすべてのボルトを増締めします。
まずは横に這わせるスチールフレームをボルトで固定。
続いて、脚を2つ固定。
高さを微調整するねじを取り付け。
筋交いを組み立てて
筋交いを脚に固定。これで組み立ては完了です。
最後に増し締めをします。締める箇所を忘れないように確実に増締めをしましょう。
増締めするまではグラグラでかなり心配になりますが、しっかりと締めるとガタツキなどは一切なくなります。もし、ガタツキがあれば脚の下に付けたネジで高さを微調整すれば無くなると思います。
あと残念なポイントで各フレームごとにシールが張ってあるのですが、シールを剥がすとにちゃにちゃが残るのでシールはがしできれいにする必要があります。
ブックシェルフ「Nステイン60」
梱包サイズは「幅123×奥行29×高さ12.5cm」でした。内容物は
- スチール製の棚受け×2
- 棚×4
- 固定用ボルト類
- ボルト用六角レンチ
- 組み立て説明書
最初に高さを微調整するためのネジを取り付け
各部品にシールが付いているので剥がします。木の部分はにちゃにちゃが残りにくいす。
棚受けと棚を組み合わせて上から順番に組み立てていきます。机を組みたてたときと同じくすべてのネジは軽く締めるようにします。
組み上がりました。今の所グラッグラです(笑)
筋交いを組んで
シールの貼り方(笑)スチール部分はにちゃにちゃが付きます。
机のときと同じく増し締めをして完成です。これもガタつかずしっかりと組み上がりました。
シール外すの忘れてた!組み上がってからだとにちゃにちゃ取るのがめんどいので最初に確実に剥がしましょう。
ワゴン「NステインF40」
梱包サイズは「幅46.5×奥行54.5×高さ56cm」でした。内容物は
- ワゴン本体
- キャスター×5
- 取手×3
- 木ネジ
- レンチ
- 組み立て説明書
ワゴンは組立はとても簡単で、最初から90%ほどか出来上がっています。キャスターを4箇所にネジで取り付けます。この際にプラスドライバーが必要になります。
そして一つだけ形状の違うキャスターを引き出す部分の底につけます。このキャスターのおかげで一番下の大きな収納に荷物が入って重くなってもスムーズ開閉をする事が出来るようです。
引き出しの中が汚いので拭きました。繊維?ホコリ?各部屋にありました。
一通り掃除ができたら、引き出し3箇所に取手をつけます。素材はプラスチックでバリがあったりするのでその部分を下にして見えにくくして取り付けました。取り付けは引き出しに穴が空いているので取手の穴に合わせてねじで固定するだけです。
これで完成になります。あとは好きなレイアウトで「Nステイン」シリーズを並べるだけです。
椅子は間に合わなかったので、昔イケアで買った安いイスを使用しています。
まとめ
ニトリの「Nステイン」シリーズはコスパよし!おしゃれ!広い!と三拍子そろった机で、学習机としてもバッチリ使えるという事わかりました。
どうしても子供用の学習机のデザインが好きになれない方や部屋の模様替えなどで頻繁に机を動かすような方にはとてもいい机ではないかと思います。
耐久性などは今後、子供にヘビーに使って頂いてテストをしていきたいと思います。問題点などが出てきた場合はすぐにブログを更新します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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